FC2ブログ

Re:lei*ray

よろずジャンル二次創作サークル「レレレ」の情報サイトです♪

スポンサーサイト

スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

Alphabet 

*BOOK

Alphabet


[ Alphabet ]

!!R18!!
GhostHunt takigawa×rin fanbook

Presented by [Re:lei*ray] uko nukaya
2012.10.21

A5/P32 /¥200 本文はコピー、表紙のみ印刷所にお願いしました。
自家通販しています!



雨子 小説個人誌
表紙 絵:瓶人/デザイン:雨子



※この本にはパロディ設定の作品が含まれます。
苦手な方はお気をつけ下さい。
自己責任の上で閲覧下さい。

※18歳未満の方は購入・閲覧できません。


【Alphabet】

iが抜けてるよ (アンソロSPLに参加した小説+R18シーンを加筆)
王子に成り損ねたJ (お題提供:hakusei)



【きみのなまえ】
 (※パロディ注意 ※仔滝・仔林にオリジナルの名前をつけています。)

イチゴシロップ (HPに発表したものと同じ構想から、別の発展)
君の名前 
運命の住処 (HP再録+R18シーンを少しだけ加筆)




追記がサンプルになります















【Alphabet】


* iが抜けてるよ *



だがステージの上にしっくり馴染む滝川の姿を見て、こういうものなのだろうと、林はそう思った。

青白いスポットが差し込むと、暗闇の中に雑然と積まれていた機材やアンプ、ケーブルなどが照らし出される。

鳩尾がじくりといった瞬間、唐突に喘いだベースが目の前を塗りつぶした。
歌詞が耳に入らなくなる。
さっと再び青が差し込むと、先ほどの豹変が嘘のように、静かになっていく音のうねり。
しかし変えられてしまったものは、もう元には戻らない。

歪みを拒んだ低音が、途切れなく続く。



***



触れると、林の体が強ばった。
やわやわと指で確かめると、やはり下着の中はすでに濡れているようだ。
「もうどろどろだろ、なぁリン、どうしてだ?」
「違っ……あ……」

大変なことになってる、こんなにして。
耳に直接囁くと、いつもは意思の強い瞳が、溶けそうに潤んだ。内心で唾を飲みながら、口角を上げる。

俺の手の中に出したいかと問いかければ、嗚咽に近いような息をしながら、控えめにコクンと頷く。
いつの間にか二人とも汗だくになっている。

「……つっこみながら、こすってやろうか?」

直接的な言葉で言うと、もう林は口をはくはくと動かすだけで、震える足をゆっくり開いた。
千切れるのではないかという勢いで服を剥いで、自分のシャツも脱ぎ捨てる。



***



* 王子に成り損ねたJ *


“当たり前”にくる朝なんてない。
どこにもない平穏を、シーツの上に指で描いていく太陽。
俺が近寄ったら恋人の上に影ができて、それがなんとなく嫌で、ベッドの近くにしゃがみこんだ。

「味噌汁、作った。飲めよ」
「…飲み物…なんですか」

爛れていた夜の痕跡を欠片も残さない、この不機嫌な顔が好きだ。
いや、すこし掠れていた声に、どこかが震えたのは秘密。



***



もう目を開けていたくなくて、昨日はあんなに憎らしく見えた光沢のあるシャツに、とろりと爪をたてた。

「こら」

顔が離れて、悪さをした手をつれていった。
噛みついてくる力は弱すぎて、戒めにならない。

「なぁ、昨日」
「え?」
「妬いたの?」
「……まさか」

好きや嫌いと口にするのは何よりも安易だけれど、一度口にしてしまった言葉で、いつまでも思い悩んだりするから。
この人には何も告げたくない。林はそう思った。





***




【きみのなまえ】

滝林家 * 家族パロディ設定

滝川家
父:滝川法生 「滝川さん」「おとうさん」
息子:滝川法笙 - 「ホウショウ」「ショウくん」

林家
父:林興徐  「林さん」「パパ」
息子:林凛 - 「リンちゃん」「リン」



カタカナ表記が息子たちで、漢字表記が父親たち。
子どもはお互いの連れ子。(リンさんが産んだわけではない)
子ども同士に血の繋がりはない。

もともと仲の良かった二つの家族が、一緒に暮らすことに。





***



* イチゴシロップ *


「かき氷、食べたことないのか」
「はい」

ちょっと舐めてみると、凛のくちはイチゴの香りでいっぱいになりました。
甘くて、きれいで、つめたくて、なんてしあわせな食べ物でしょう。

(たきがわさんが、すてきなものをくれた)

凛はもう、嬉しくてたまらなくなりました。

「あ、あの」
「ん?頭がキーーンてなったか?」

凛がこくんと頷いたら、滝川さんはさらに目を細くして笑います。

「どれ、じゃあ俺にちょーだい」

あ、と開いたくちに、スプーンで溶けかけの氷をあげました。

「ん、あまい」

にこにこしながら、氷を凛のスプーンから食べる滝川さんの上で、またざぁーっと風が吹きました。
凛は氷をはこびながら、滝川さんの頬についたイチゴシロップを、ぼんやりと見ていました。

「あのさ、……パパと俺のそういうの、嫌だった?」

しばらくそうしていた後で、滝川さんがそっと言いました。
凛は首を横に振って、考えました。

パパと滝川さんを見ていると、ドキドキして、笑っている二人を見ると嬉しくて、でもそのあとで、とてもさみしくなるのです。

おしつけられた広い胸の中で、かわりに聞こえてきたのは、どくんどくんと脈打つ何かです。
凛はおおきく息をすって吐きだして、一生懸命その音に耳をすませました。
いつの間にかセミの声も、子どもの笑い声も、気にならなくなっているのに気がつきました。
自然に気持ちが安らいで、恥ずかしさや悲しさが、すぅっと消えていきました。




***


* 君の名前 *


「りんさん、どこにいくの?こんびに?」

法笙は夜が好きでした。
なかでもとびきり好きなのが、夜のコンビニエンスストアーです。
昼の騒がしさとは違う、ひっそりとした夜のにぎやかさ。
それが特にぎゅっと詰まったようなコンビニの灯りに、法笙はワクワクします。

「残念ながらコンビニには行きませんが……」

林さんがハンドルをきりながら言ったのは、法笙も知っているファミリーレストランの名前でした。



***



「ショウ、ひとりでトイレにいけないから」

ストローで浮いた氷をつつきながら、これじゃあ自分が弱虫みたいだと、法笙は思いました。

「大丈夫ですよ、凛も一人で行けませんから」
「ちがうよ、ほんとはいけるんだけど、お父さんが」

言いかけた途中で口を閉じたので、林さんは首をかしげました。
もしかして、林さんなら、分かるかもしれません。言ってしまおうか、と思いました。
ですが言ったら困った顔をするかもしれません。やっぱり、やめようか。
ああ、でも、困らせると分かっていても、わざわざ言いたくなるのはどうしてでしょう。
トイレへ続く廊下の向こうに、何かが飛んでいるのが、法笙には「視えて」いました。



***



今まで一度も名前で呼ばれたことがないと、ある日から気づいていました。

「おとうさんとおなじなまえだから、よびたくない?」
「…そんな事はありません」

「滝川さんも、あなたも、とても美しい名前をもっているものですから」

そこでひとくち、コーヒーを飲んだあと、林さんはこう続けました。

「もったいなくて、呼べなかったんです」

法笙は体をもたれたまま、うつむいて小さくなりました。



***


* 運命の住処 *


おかえり。もう一度、ちいさく囁いた。
鞄を受け取って、かるく唇を合わせる。
冬用のコートが、冷たい湿気を吸って更に重たくなっている。
唇を触れさせたまま薄く目を開けると、黒髪の上に、わずかに残った白い欠片を見つけた。

「ん……」
「もしかして、雪降ってる?」
「ええ、少し、降り始めました」
「そうか。明日、リン達が喜ぶなー」

息子の名前を聞いて、林の顔が恋人から、父親のそれへと変わる。

「子ども達は」
「よく寝てる」
「いつもすみません」
「そう思うなら、一杯つきあえよ」
「ええ、喜んで」



***



服の上からそっと胸を撫でると、甘く低い声が落ちた。
加湿された部屋に、心地よく沈んでゆく。
その声がもっと聞きたくて、手のひらでゆるく胸の上を探った。掠めた突起の縁に、親指で円を描く。

「んっ……ぅ……だめですよ」
「だめじゃない」

まるで子どものようだな、と思いながらも、しずかに林の手をとる。

「滝川さん……ベッドに」
「子どもたちが寝てるのに?」
「……そうでした」

二人で倒れこむと、ソファがぎゅっと音をたてる。
林の口の中には、まだ少しだけ甘さが残っていた。









お題提供
Hakusei様 http://hakusei.3.tool.ms/
「硫酸の海でKとシュガーが燃えている」
スポンサーサイト

 

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

PrevEntry |  to Blog Top  | NextEntry

よろずジャンル二次創作サークル「レレレ」の情報サイトです♪

プロフィール

レレレ@今はボカロ

Author:レレレ@今はボカロ
よろずジャンルで二次創作を行っています♪
「Re:lei*ray」と書いて「レレレ」とよみます^^
構成員は「びんと」「琳(りん)」「雨子(うこ)」の3人。
関東を中心に活動中、詳しくはABOUTページをご覧下さい!

最新記事
カテゴリ
***
最新コメント
月別アーカイブ
vocaloid search
VOCALOIDss

ぼかろさーち
SEARCH
LINK
MAIL

名前:
メール:
件名:
本文:

QR
QR
 

Copyright ©Re:lei*ray. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。